2011年6月23日木曜日

自己制御


22日の中学入試国語記述の授業でまた一騒動。『南総里見八犬伝』のために室町時代に至るやや長い歴史の説明をすると、小5のS君が疲れを見せたので休憩時間にした。するとS君はお菓子のある中央テーブルのところへ行き、残り少なくなったそれをいくつか手にした。「他の人の分がなくなるから一つにしなさい」と言うと、あっさりこれに同意したが、同じく小5のT君がS君のカバンの中にさらに確保してあったものを取り出して暴いた。S君が切れてつかみ合いになった。T君は攻撃はしないが腕力が強くて押さえられてしまう。私がやめさせて授業に戻ろうとすると、S君はふてくされてT君をにらみっぱなしにして参加しない。私が「やめなさいと言われた時はやめなさい。そうしないと君は世の中でやっていけなくなってしまう」と言うも、横を向いたまま。私はさらに、「過ちはかまわない。しかし、やめなさいと言われたときは自己を制御することを覚えなさい。そもそも君のための休み時間で、君がいさかいのもとを起こし、さらに授業に戻らないのはナンセンスではないか」と言ったが無視。しかし、八犬伝の音読が終わると次の国語記述には参加した。これはS君の進歩である。授業後残ったお菓子を均等に配った。初めて自己制御できたS君を私はほめてアタマを撫でた。写真は庭で開花したアカンサスモリス。(マッツ)

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