出版執筆が加速して、いよいよ作家と教師の両立が限界状態に近づいた夜、最も恐ろしい生徒たちとの授業があった。V-net国語記述コースである。
すでに音読法、作文術を身に付けて通常の子どもたちよりはるかに言語自在になりつつある生徒たちは、常に元気一杯でこの授業に参加する。私の仕事はさらに彼らの言語の活性化を引き起こすことである。それには自分の意見をどんどん言えるようにしなければならない。そして教師はその場を作ろうと段取りする。
まず、授業の初めに今日は何をやるか話し合う。
私が、「この前も言ったが、私はいい加減執筆活動が忙しいので、諸君さえ賛成すれば、いつでもこの授業を止めるはずなのに止めさせてもらえない。これ、そこの!早くそのおにぎりを食べ終わるように!だから今日は、生徒が私の執筆を助けることを遊びとしたい。今、『学校が子供に教えてくれない賢くなる方法』という本を書いているが、ズバリ、アタマが良くなることに関係があって学校が教えてくれないことは何か?」
この答えは非常に面白い。ハイッ、ハイッと手を挙げるものを指すと、
「それは自分たちでルールを考えることです。初めからルールがあることをするのではなく。」
「それはお金の儲け方です。最も大切なのはお金なのに、その儲け方を教えないのはおかしい。」
「できるものが自分からどんどん先へ行くことです。コンピューターの授業でクリックの練習だけで1時間なんてやってられません。」
「ものの覚え方、暗記のやり方です。」etc。
もっと面白いのが、「もし将来自分の奥さんが自分より収入を増やしたらどうするか?」
「ハイ、仕事を辞めて家にいて家事とかします。」
「ということは、自分がもっと稼げばもっとリッチだから、さらにどんどん働いちゃう。」
「ぼくは1日4時間以上働かないことにします。働かないで好きなことをします。」
「それはもちろん奥さんにぼくの方へ回してもらっちゃいます。」
どんどん言葉を口に出す子どもたちはホントにオモロい。
このあと、音読遊びをやって休憩して、作文遊びをやって、中学入試問題の選択肢当てクイズ遊びをやって、盛り上がりっぱなし。今日もやったぜ3時間の子どもの頭の活性化。でも教師は疲れてフラフラで帰宅。当然書かずにすぐ寝ちゃう。
と思ったら、実はこれは先週の授業のこと。今日もうまたしても最も恐ろしい生徒たちとの授業がある。
今日は何して「遊ぼう」か?
*22日のリベラルアーツは、V-netが用意したテキストで『古事記』を読み進める予定。
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